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鼻声で歌っていませんか?

普段の話し声は普通の声なのに、歌うとなるといきなり鼻声になる。

あなたも、そうなっていませんか?

一度、ご自身の歌声を録音してみてください。

 

まず、鼻声がどうしていけないのか。

理由は一つ。声に響きが無くなるからです。

単純に、鼻をつまんで歌ってみてください。無音の放送室の中や、耳鼻科の聴力を測る部屋にいるような気がしません?

そこは全く声が響かない世界。

その状況を、ご自身で作ってしまっているのです。

 

鼻声になる原因としては、私は3つあると考えています。

一つ目は、モノマネ型。

鼻声ミュージシャンの歌ばかりを聴いてきて、その人に憧れ、自然と間違った歌い方が沁みついてしまった人です。

とくにテレビでよく見る若いアイドルに多いように思います。

細い声で鼻声で、可愛らしく、だからつい私もモノマネしちゃうんだよね、と。

テレビはショービジネスの世界ですから、容姿や声の個性、売り出し方の方向性、いろんな部分を総合的に考慮した結果として、その方の歌があります。

あなたは、あなたの声で歌ってください。

本当の自分の歌声はどんななのか?まずはそれを知ることから始めましょう。

 

二つ目は、「本当に鼻が詰まってる」型。

風邪をひいている、花粉症、もしくは鼻炎持ちの人です。

これは仕方ないことです。期間限定であると思われるので、本来の歌い方ができていれば、そこまで気にすることはありません。

 

三つ目は、「無意識」型。

そもそもご自身が、鼻声であることに気づいていない人、これが意外と多いんです。

「さぁ歌うぞ」と、意気込んでしまうと、とたんに「歌うぞスイッチ」が脳に入り、その瞬間余計な力が入ってしまう。

その結果、鼻腔を狭め、喉の管も狭め、息がほとんど吸えない・吐けない、そんな窮屈な歌い方になってしまうのです。

 

歌は、けっして喉だけで歌うわけじゃない。鼻も使うんだということを、レッスンを通して、知っていただきたい。

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コメント: 2
  • #1

    asdzxcqwe (月曜日, 15 2月 2021 14:31)

    asdzxcqwe

  • #2

    asdzxcqwe (月曜日, 15 2月 2021 14:32)

    asdzxcqwe