歌って、習うもの？

よく聞かれることについて。

「歌なんてカラオケで同じ曲何回も歌ってれば、そのうち上手くなるんじゃないの？」。

そのカラオケ、ちゃんと歌えてますか？

最近ではヒトカラ専用ルームなんかも出来たりして、一人でも気軽に入れるカラオケ。

もちろん、歌う習慣を身につけるという意味では、とても重要な役割を果たしています。

でも、本来カラオケは「歌を楽しむ」ために用意されたものです。

カラオケに使われている音源も、マイクも。

どんな人でも気持ちよく歌っていただけるように、歌いやすく、そして上手に聞こえるように、「おぜん立て」してくれているということを、忘れないでください。

音源は初心者でも音が取りやすいようにベース音を上げてありますし、

マイクのエコーを荒くすることによって、歌が苦手な人でも、アラが目立たないようにしてくれます。

だから、意外と練習できていなかった、上達していなかった、ということが十分あり得るのです。

これは私自身の苦い経験でもあります。

また、気をつけていただきたいのは、自己流の練習は、喉を傷める歌い方をしていてもそれに気が付かないまま続けてしまっていたり、

音が外れていてもなんとなく歌えている気になってしまい、ずっと外れたまま歌ってしまうことです。

「歌が上手くなりたい」

そう願うのであれば、ぜひ一度、ボイストレーニングの扉を開けてみてください。

基礎からしっかり教えさせていただきます。